万のコトノハ

着物好きが高じて着付資格まで取ったアラフォー主婦の気になったこと、好きな折り紙、切り絵のブログです!

【絵画】値段の付け方と保管方法がわからない!劣化の原因も解説

スポンサーリンク

イギリスで盗まれ、行方が分からなくなっていたゴーギャンの静物画とボナールの少女像が4月2日に44年ぶりに見つかったというニュースが飛び込んできましたね。

イタリア国鉄の車内に置き去りにされ、引き取り手のない遺失物として競売にかけられ、工場勤務の男性が一点3200円相当で購入。44年間自宅の台所に飾っていたというから驚きです。なんて贅沢な台所なんでしょう。。。絵を愛する人間にとってよだれが出そうな話です。

 

 

泥棒が列車の中にゴーギャンを置いていった理由

ここで疑問に思うのは、イギリスの収集家の家に窃盗に入った泥棒さん。「そもそもなんでイタリア国鉄の車内に置き去りにしたのか?」情報量が少ないのですが、考えられる理由を挙げて見ました。

 

理由その1 美術品専門の泥棒ではなかった

絵画の価値そのものが分からず、荷物になるから途中で列車に置いていった。

美術品盗難の1つの目的は身代金誘拐のようなものといわれています。いくら払ったら絵を返すとか、絵を返す代わりに何か犯人の要求を聞くというものです。そのような目的は窃盗犯になかったということでしょうか?

 

理由その2 足がつかず売りさばく自信がなかった

映画とかを見ていると、美術品の窃盗を専門にしている泥棒さんであれば、闇のオークションで高値で売って雲隠れっていうのが相場なような気がしますが、そう簡単ではないようです。

絵画のような一点ものというのは希少価値が非常に高いので足もつきやすいのだとか。『アート・ロス・レジスター』のような盗品登録のシステムもあるので、盗品登録されて入れば、捕まりやすく、泥棒にとってはリスクの高い行為でもあります。そのため窃盗犯も盗んだはいいが、処理に困って、いまだ姿を現さない名品も多いといいます。窃盗犯はリスクを回避したのでしょうか?

盗品登録していないと、オークションの開催側も把握できないらしく、普通に売り買いされてしまうことも多々あるそうです。

参考元: 【衝撃事件の核心】盗難ルノワール『マダム・ヴァルタ』13年ぶり“出現”の不可解…美術品盗難事件の“特異性”と“深い闇”(1/3ページ) - MSN産経west

 

 

絵画の値段の付け方

しかし、当時のイタリア国鉄の遺失物担当者も絵画には興味がなかったんでしょうね。。。一点3200円って。。私でも買えちゃう。絵画の値段の付け方ってわかりませんよね。ゴーギャンの静物画とボナールの少女像2点でおおよそ16億だそうです。

絵画の値段の付け方というのは一概に「こうだ!」といえない部分があります。大量生産されている様々な商品たちは原価の3倍くらいの値段で売られている事が多いです。内訳としては、材料費代+次の製品の投資代+純利益といったところです。

しかしながら、それが決まりな訳ではありません。他商品との差別化、ブランド化されたものの値段というのは値段設定が高くても購入者はいるわけです。

どれだけその商品にファンがついているか?

というのが一番重要なこととなります。絵画もファンが多いものほど値がつり上がります。作家が亡くなっていてそれがもう手に入らないということになると尚更です。有名な作家さんが無名時代に1000円ぐらいで売っていた絵が名が売れたと同時に何百万になったという話はよく聞きます。油絵にしろ何にしろ1000円ぐらいで売っても材料代にもならないんですよね。

この間、作家さんが何をしていたのかというと個展だったり、作品展に出品したりして自分を知ってもらう事をやっているわけです。実力がみとめられ大きな賞をとると知名度も高くなり、労働対価と材料費に見合った値段をつけても購入者は喜んでお金を支払ってくれる事になります。

 

 

絵画の保管方法と劣化の原因

美術館にいくと独特の空気が流れているのをご存知でしょうか?作品劣化を防ぐため、温度や湿度、照明に最新の注意が払われています。紙媒体のものはとくに退色しやすいので気をつけたいものです。普段暮らしていても、壁に張っていたポスターなどが色あせた経験のある人は多いと思います。光は絵画の劣化の原因の一つです。また日本は湿度も高く、カビも問題も出てきます。

  • 光の元に長時間さらさない
  • 湿度に気をつける

これだけでも随分違います。湿度調整には除湿機を上手に使いましょう。怪しいなと思ったら修復の専門家にお願いしたほうがいいです。